子供のころの年末年始

子供の頃、昭和20年前後の北海道です。
12月28日は朝からもち米の洗い、ウスやキネ、セイロの準備が始まる。昼ごろから薪を釜に入れ、もち米の蒸かしが始まる。裏玄関を入った家の中に10畳間ほどの土間があり、ここが男担当の餅つきの場である。上がりには20畳ほどの板の間があり、つき上がった餅を丸にしたり加工する女の仕事場がある。子供は遊んでいる。不思議と毎年この日は雪が降る。夕方餅つきが終わり片づける頃外は真っ暗、雪明りの情景。正に正月である。
30日はおやじがしめ飾りをする。馬小屋も米蔵も台所もである。親父が言う。お前が大人になったらこの仕事をするんだ。だから見ておけ・・・と。31日の夕食年越しは子供も一人前にお膳がつく。料理のほかに干し柿やリンゴ、ミカンなどの果物も、下着、上着、長靴などは年によって代わっていたがプレゼントのようである。長靴をはいてうれしくて雪の中を遊んでいたら1週間でひび割れてしまって、怒られた記憶がある。蕎麦と一緒に夕食を終え、「サラッ サラッ」と足先に散る雪の音を聴きながら深夜、神社にお参りに行く。帰宅してひと眠りし朝5時頃起床。
井戸から一番に汲みあげた水をもって手を清め、洗顔する。教会に行き新年のご挨拶と参拝をする。帰宅後雑煮と新春の宴会が始まる。お年玉をもらい、賑やかに談話していると親戚の方々、近所の方が次から次へとやってくる。お年玉がもらえる。ときどき外に出てスキーやソリに乗り遊ぶ。・・・2日3日と子供は怒られない。2011.12.28記
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Author:ホワイトドン
1937年丑歳です。千葉県鎌ケ谷市在住
好きな食べ物は丼物ならなんでも。シチュウ、ハンバーグ。日本蕎麦

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